「やりたいことがない」と悩むあなたへ【Vol.5】有限なる時間
こんにちは、山本です。
前回は、やりたいことを見つけるファーストステップとして思考の外在化(紙に書く)をお伝えしました。
今日は、そのファースステップを踏み出す上で誰しもが必ずぶつかる問題(壁と言ってもいいかな)について考えていきたいと思います。
この壁はファーストステップだけではなく、これからやりたいことを見つけ、そのやりたいことをやり続ける際にも必ず現れる壁ですので、是非攻略して頂きたいと思いますのでお付き合い下さいませ。
あなたは昨日何をしてましたか?
ブレインダンプにせよ、マンダラートにせよ、思考の外在化のツールは前回お伝えしました。
そして、やりたいことは必死こいて自分で見つける必要がある、ということも既にお伝え済みです。
ですので、後はやるだけですよね?
でも実際は、、、、、やってないでしょ?
いや、別にやっていないあなたを責めたくて嫌みで言っているわけじゃないですよ。
だって、ほとんどの人にはすぐに実行できない理由があるからです。
それは、、、
時間がない
です。
もちろんこれがただの「言い訳」であることは、僕が改めて言う必要もなく、あなた自身が一番わかっていることだと思います。
確かに「時間がない」と言う人の多くは、考えが甘いです。
だからと言って、
「気合いだ!意志だ!燃えるような情熱だ!
寝る間も惜しんでやればいい!!!」
とマッチョイズム全開の激を飛ばされたところで、逆にできなくなる人も多くいると思うのです。
それは「時間がない」という言い訳をしている本人が一番辛いのだから。
その結果
「あーやっぱり自分は何をやってもダメなんだ。言われたことも出来ないんなんて。。。きっとやりたいことなんて見つけられないで、このまま毎日変わらず何かしらに不満・不安がある生活を送り続けていくしかないんだろうな。」
と自己嫌悪に陥って、それが自己評価の低さに繋がってマイナススパイラルに突入してしまう。
そりゃ最終的には気合いも意志も情熱も必要だけど、現段階でないんだったらないと割り切って別の方法を探すしかない。
そこで、、、
折角ここまで時間をとって僕の手紙を読んで下さっているのだから、今までお伝えしたことを活かしてみましょうよ。
問題の課題化と思考の外在化
時間がないを「言い訳」ではなく「問題」としましょう。
この問題を課題化するために「なぜ時間がないのか?」と考える。
そして紙に書いてみる(思考の外在化)。
- 平日は仕事で時間が取れない
- 土日は家族孝行をしなくてはいけない
- 付き合いがある
- 習い事がある
まあ色々あるとは思うけど、こんな感じかな。
でね、紙に書いたものをぼーっと眺めてみると
物理的に時間がない
があることに気づける。
「仕事で時間がない」は典型だよね。
平均勤務時間の9時間は拘束されるわけだから(ブラック企業ならもっとですけど)。
時間は、老若男女、富みを持つもの持たないもの、高貴な人・大衆な人に関わらず平等に1日24時間です。
睡眠時間を6時間として、残りは9時間。
人は睡眠と仕事だけしているわけじゃないですから、この9時間にも色々としなくてはいけないことはあるわけです。
炊事・洗濯・家事手伝い諸々。
そりゃ時間がないわけです。
でもね、時間は余るものではなく作るものなのですから、この残りの9時間をもっと仔細に見てみて下さい。
ここでも思考の外在化(紙に書く)は役に立ちます。
よく言う「タイムログ」ってやつです。
時間の家計簿なんて言う人もいますね。
自分が何にいくら支払っているのか(どのくらいの時間を費やしているのか)?を可視化するのです。
そうすると、例えば、
通勤時間という時間
これを無駄にしてませんか?
電車に乗っている人の多くは、
- 寝ている
- 新聞、雑誌、漫画を読んでいる
- ぼーっとしている
- 音楽を聞いている
- スマホを見ている
ですよね。
首都圏に勤務されている方なら、片道1時間は当たり前のように通勤に時間を費やしているわけです。
往復2時間、週に5日勤務で、10時間。
どうです?
この10時間無駄にしてませんか?
もちろん、通勤中に集中する作業(例えば書くとか読むとか)は難しいかもしれませんが、受動的なものなら通勤時間に向いていると思いませんか。
オーディオ教材
10時間も家で聞き続けるのはしんどいオーディオ教材も、通勤時間なら有効に活用できるはずです。
「え?何を聞いたらいいかわからない?」
Podcastとかで探してみて下さいよ。
「オーディオ教材」で検索してみて下さいよ。
必ずあなたの琴線に触れる教材があるはずですから。
まあ何にせよ、外在化することで10時間もの時間が作れたわけです。
時間を無駄に過ごしている感覚があるのなら
無駄に過ごしてしまったもんは致し方ありません。
後悔しようと反省しようと時間は戻ってきませんから。
そんな過去を振り返りへこんでいる時間があるのなら、一文字でもいいから「いま」外在化することを心がけてみて下さい。
何度でも言います。
いきなり完璧を求める必要はないのです。
「いま」できることを「いま」やる。
マンダラートをやってみるでもいいでしょう。
タイムログをつけてみるでもいいでしょう。
やりたいことは成長するものですから、一段ずつ登っていきましょう!
今日は以上です。
ここまでありがとうございました。
山本