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あなたのスーツに「かっこいい」は足りてますか?

こんにちは、山本です。

「イタリアでは、街にいる普通のおじいちゃんがかっこいい!」

ミラノから、ジェノバ、ベネチア、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、カターニア、サルデーニャ、とひとしきりイタリアを満喫した友人の女性が興奮気味に語ってくれました。

「いやもちろん、若い人(イタリア人)もかっこいいよ、
 かっこいいんだけど、、、なんて言うか、、、

 おじさんのスーツ姿を見ちゃうと、
 断然そっちの方がかっこいいんだよね。

 でも、それ以上に、バール(カフェみたいなもん)に
 スーツ姿で新聞片手にエスプレッソを飲んでいる
 おじいちゃんの姿と言ったらもういぶし銀!

 見ているだけでため息でちゃう。。。」

と、30代、建設会社に勤務して、ヨーロッパを飛び回るいわゆる“できる女”をも、その深淵なスーツ姿だけで目をハートにさせるイタリアのおじいちゃん。

「そりゃ、外人だから・・・」

でもなさそうです。

容姿は、ハゲでお腹も出ていて、見事なO脚。

日本人のおじさん・おじいちゃんとそう変わりはないそうです。

でもなぜだか「かっこいい」。

「イタリア人にとってジャケットは当たり前」


イタリアでサルト修行中の方がこんなことを仰っていました。

物心ついたときから、周りの大人が当たり前のようにジャケット(スーツ)を着る。

リストランテだけでなく、トラットリア、オステリア、ピッツェリア、バール、とその場に応じた装いを楽しみます。

教会や散歩に行くのでも、ジャケットを着る(もちろん、季節に応じてですが)。

そんな文化で育ったイタリア人のスーツ姿がかっこいいのは当たり前、かもしれません。

でも、せっかくスーツを着るなら日本人である僕らだって「かっこいい」を目指したい。

ですよね?



「ブランドのスーツを着ればかっこいい。」

「雑誌に載っているコーデを真似たらかっこいい。」

確かに、そういった側面があることは否定はしません。

でもさ、それだとお金がかかりすぎます。

(あなたが腐る程お金を持っているのなら話は別ですが)

1着10万も20万もするスーツに、4万円のシャツ、2万円のネクタイ、15万円の靴に、80万円の時計・・・

「高いものがダメ」と言いたいわけじゃありません(往々にしてよいものはそれなりの値段になりますから)。

ただ、そもそも論として、イタリアのおじいちゃんはそんなにお金持ちなのでしょうか?

矜持としてのスーツ


正直、スーツって面倒な装いですよ。

シャツを着て、ネクタイを締めて、ジャケットを着て・・・

メンテナンスだって面倒です。

シャツの手洗いとアイロンがけ、スーツのブラッシング、靴磨き・・・

毎日のことだからこそ、億劫になる。

でもね、その面倒なことをきちんとやれるかどうかが「かっこいい」の境界線です。



人は見ていないようで見ています。

スーツの皺、カフスの汚れ、カラーの汚れ、靴の汚れ、、、

気づくか気づかないかは人それぞれですが、無意識下でもそれらを見ているのが人ってもの。

いわゆる「印象」ってやつです。

特に、女性はその辺敏感です。

「女の感」を侮ってはいけません。



そして、こんな面倒なことを敢えてやるのだから、そこにはやっぱり自己矜持がないとできないと思うのです。

身体を鍛えるのだってそう、身体によい食生活を送るのだってそう、自分の中に矜持がないと続かない。

その矜持を持ち続け、やり続けた結果、他者に、なんだかわからないけど「かっこいい」が伝わる。

だって「かっこいい」は、「おれさ、30万もするスーツを着ているんだよ」とか「ビスポークシューズだから高いんだよ」と口(言葉)で伝えるものではないからね。



つまり、例え量販店で買ったスーツだとしても、自己矜持さえあれば、そのスーツはあなたを「かっこいい」へと押し上げます。

逆に、30万円もするブランドスーツだとしても、自己矜持がなければ、そのスーツは「かっこいい」にはなり得ない。

あなたのスーツを「かっこいい」にするもの、、、それが「自己矜持」なのではないでしょうか。

ここまでありがとうございました。

山本



追伸:
なんか堅苦しいスーツ論的な感じになっちゃいましたが、根底には「スーツを楽しむ」ってのがあることをお忘れなく。

だって、スーツって着るだけで気分が上がるものですからね!

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