ストレスを考える。

こんにちは、山本です。

最近、幅広い年代層の女性と接する機会が多いのですが、

「病院に行く程ではないけれど、どこか調子が悪い。」

と悩まれている女性が多いことに驚きます。

「胃腸の調子が悪い」

「生理痛が酷い」

「貧血に悩まされる」

「便秘がち」

「肌荒れが改善しない」

「頭痛がひどくて仕事が手につかない」

などなど。

男性にだって似たような症状はあるかと思いますが、その頻度と言いますか、症状の種類の多さと言いますか、パッと見ではわからない悩みを女性は抱えているんだなあと、話をすることでわかったりします。

でもって、そういった女性の多くは薬を服用しています。

薬が対症療法でしかないことはわかってはいても、今の不調を取り除くには簡易な方法だから。

もちろん根治(原因療法)がしたくても、その症状の原因がわからないのでとりあえず症状を抑えることを優先させる。

病院に行っても「ストレスですね」の一言で片付けられてしまうのだから。

そんな目には見えない「ストレス」を原因と言われても、何をどうすればよいのか困りますよね?

今回は、そんなストレスに対して僕がお勧めする対処方法をお伝えします。

突然の炎症

「ストレスが原因でしょう。
 炎症を抑えるステロイド軟膏を処方しますから、
 1日に2回患部に塗って、
 それでも治まらなかったらまた来て下さい」

5年程前になりますが、首から背中にかけて炎症が起こりました。

いつかは治まるだろうと2、3日放置していたのですが、よくなるどころかひどくなるばかり。

痛みもかゆみも増していたので、こりゃ一大事と皮膚科に駆け込んだところ、2時間待って診察は5分、その結果が「ストレスでしょう」とのありがたいお言葉。

当時は「俺、ストレスなんてないし」と強がっていましたが、ちょっと冷静になって考えてみると、

「ストレスがない人間なんてこの世にはいない」

ということに気づけました。

ストレスは精神的なものだけではない。

「ストレス」という言葉を聞くと無思慮に「精神的な緊張」を思い浮かべがちですが、「身体的な緊張(ストレス)」だってあるわけです。

僕はいま、グーグルを無駄にリスペクトしてバランスボールに座りながらこの記事を書いていますが、僕の大殿筋(だいでんきん)、それを覆っている皮膚からしたら、ボールと接触している箇所にはストレスがかかっているわけです。

まあこの記事を書いている間だけのストレスなので大したことにはならないと容易に予想はできますが、仮に、この姿勢を1日20時間、10年間続けたら、僕の大殿筋(だいでんきん)を覆う皮膚に床ずれのような壊死が起きるかもしれません。

また、僕は空気が日本一悪いことで有名な東京で生まれ育っていますので、母なる大地北海道で生まれ育った人よりも、呼吸器系の組織にストレスを与えていることでしょう。

他には、僕らは食べ物を食しますが、胃腸にしてみれば有害な食品を消化しなくてはいけないわけです。正にストレス。

ね?

生きているだけで身体的なストレスは常にある。

厳しい現実です。

精神的なストレスと身体的なストレス。どっちが簡単に減らせる?

「精神的なストレスを減らす」といった何をどうしていいのかわからないことよりも、身体的なストレスを減らす方が簡単で、直ぐに取りかかれることが多くあると思いませんか?

食事の内容、食事の回数を変えてみる、なんてわかりやすいですよね。

PC、スマホ、テレビを見ている目にストレスがかかっているかもしれませんよ。

衣服を合成素材から天然素材に変えると、皮膚にかかるストレスを軽減できるかもしれません。

シャンプー、コンディショナー、洗顔、化粧品、洗剤・・・

ほら数え上げたらキリがない。

まずはあなたが軽減できそうな身体的ストレスを見つけてみて下さい。

「え?何が身体的ストレスなのかわからない?」

だったらまずは、、、

いつも無意識的に行っていることを見直してみて下さい。

会社から帰ってきたら直ぐにテレビをつけてしまう。

毎晩、お酒を飲むのが当たり前となっている。

睡眠が浅いけど気にしなくなった。

ワンサイズ大きい靴、サイズの合わない靴を履いている。

いつも鞄を右手で持っている。

湯船には入らずにシャワーだけで終わらせる。

etc

僕らは日常のほとんどを無意識的に過ごしています。

「わたしはそんなことはない」

と反論する方もいらっしゃるかもしれませんが、完璧な人間なんてこの世界にはいません。

「スリッパは揃えて下さい」

と注意を促す貼り紙がなければ、トイレのスリッパを揃えないのが僕らなのです。

ですので、普段無意識的に行っていることに意識を向けるだけで、やりたい放題だった身体的ストレスに抵抗し、無抵抗に受けていたストレスを少しずつでも減らしていきましょうよ。

それは、ストレスに費やしていたエネルギーを余らせることに繋がります。

結局、病気ってエネルギーが枯渇した結果起こるのですから。

美しい人を目指して

美しい人はエネルギーレベルが高い人ばかりです。

それは規律がある人とも言い換えられるかもしれません。

まずは、スリッパが散らからないように意識してみる。

一緒に美しい人を目指していきましょう。

ここまでありがとうございました。

山本



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