自分で引く補助線

馬上 ムツネグさんという方がFacebookで
こんな書き込みをしていました。

「質量保存の法則ってありますが、
 地球の人口が60億人から100億人になっても
 地球全体としての質量に変わりはないのでしょうか?」

・・・面白いですよね?

他にはこんな書き込みが。

「数字にゼロをかけた時に答えがゼロになる訳を
 知っているかたいませんか?

 20年ぐらい腑に落ちてないんですよね。」

・・・こういった着眼点に憧れてしまいます。

というのも僕は凡庸な視点しか持ち合わせていないから。



自立(自律)して生きていくには、稼ぐ力が必要です。

稼ぐ力にはビジネスと言う視点は不可欠かと思いますが、
それにはアイデアが必要です。

それも大量の。

馬上 ムツネグさんと直接お会いしたことはありませんが、
多分、1事象をいくつもの視点で見れる人なのかなーって思います。

要約すれば、変な人ってことです(笑)。



まっ無理して変な人になる必要はありませんが、
やはり視点が多いにこしたことはない。

じゃ視点を増やすにはどうすればいいのか?



・環境を変え続ける



しかないかなーって思います。

「環境」って言っても場所に特定した話じゃないですよ。

例えば、日経新聞を読み始めるのだって環境を変える一つです。

例えば、普段アクセスしないサイトにアクセスするのだって
環境を変える一つです。

ただね、勘違いしてはいけないのが、
その環境に対して「受動的」だと意味がないということ。

日経新聞を読んでいる人に、
「ロシアとウクライナの関係が今後日本に
 どういう影響を及ぼすと思いますか?」
と質問しても、多分、1割も答えられないと思う。

だって、ただ読んでいるだけだから。



最近は、有料のセミナーでもお客の質が
下がってきているとよく聞きます。

ドタキャン、途中退席、聞く態度が悪い。

日経も同じですよね。

月4000円以上払ってただ読むだけ。

僕なんかは「もったいない」と思っちゃいますが、
日経を読むことがステータスと考えている人達には
余計なお世話なんでしょう。

新聞は購読者収入と広告収入が主な収入源です。

明らかにコストがかからないであろう電子版の料金が
新聞購読とさほど変わらないのは、量ではなく質を
追求しだしたからと勝手に考えています。

質を追求しだした日経の今後のビジネスモデルを
想像するのも楽しいと思います。



ちょっと話が脱線してしまいました。

結局、何をお伝えしたいかと言うと



・視点を増やすには、能動的に環境を選択する必要がある



ってこと。

日経なんて全部読む必要ないですよ。

全部読もうとするから情報の洪水で溺死する。

読めるとこだけを読む。

ネットニュース、SNSだって同じこと。

読まない決断、捨てる勇気。

昨日の「グローバル化のパラドックス」とは真逆のことを
言っているように聞こえるかもしれないけれど、世界を開く前に、
自分の足下すら見れないのではお話になりませんからね。



そうすることで、
自分の中に「思考の補助線」というものが
少しずつ出来てきます。

『エスキモーに氷を売る』って本が一時流行りましたが、
何の補助線もなかったら何をしていいかわかりませんよね。

つまりは単純にそういうこと。

補助線は誰かが引いてくれるのではなく、自分で引くものですから。

ここまでありがとうございました。

山本



追伸
今、僕の「思考の補助線」の先導となっているのはこちらです。
https://myasp-12.com/l/c/kNM4f4PN/qBpK2qEl

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