優先順位

こんにちは、山本です。

営業には二種類の人間がいます。

数字(売上)を達成する人、達成しない人。

僕がいた会社は販売代理店政策を取っていたので、
お客を持っている代理店をいかに開拓するかがポイントなのですが、
数字を達成する営業マンを見ていて思ったのは、



・優先順位がある



ということです。

例え、上司に振られた案件でも数字に直結しないならやらない。

無理にでもやらせようとすると、子供じゃないんだからと
言いたくなるくらいふてくされる。

逆に、何でも器用にこなし周りからはやり手に見えるんだろうけど、
そういう人は忙しいだけで売上げは上がらない。

僕はどちらかと言えばこっちの部類だったような気がします。

もちろん人それぞれ色々な考え方がありますから、
一概にどちらが良い、悪いとは言えないけれど、
営業という職種を考えたら数字を上げることが
求められるわけですから、勝てば官軍負ければ賊軍です。



イタリアには日本語で言う「単身赴任」「出張」に
該当する言葉がないそうです。

言葉がないってことは概念がないということですが、
これはどういうことかと言いますと、



・イタリア人にとっては、家族が優先順位のトップだから



シチリアのとあるスーツ職人は、シチリア以外から来た
お客さんには必ず「家族は一緒じゃないのか?」と聞くそうです。

文化の違いがあるとは言え、そんな価値観に少し羨ましさを
感じてしまいます。



優先順位。

よくよく考えてみると、あるようでないものの一つかもしれません。

何をすればよいかわからないってのは、優先順位がない典型ですよね。

だって、優先順位さえしっかりしていれば、自ずと今やることが
わかるわけですから。

有給を使って旅行に行きたいなら、それまでに仕事を片付けておく。

家族との時間、プライベートの時間を大切にしたいから、
激務の仕事には就かない。

自分の人生を大切にしたいから、健康に気を使う。

やりたいことに迷ったときは、優先順位を意識してみると
次の一歩のきっかけになるかもしれません。

そして、子供のときのようにわがままに優先順位を体現しても
別に死ぬことはないと思いますので、怖がらなくてもよいと思います。

ここまでありがとうございました。

山本

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