セルフイメージは桃源郷

こんにちは、山本です。

僕はサラリーマン時代の大半を営業職として
過ごしました。

今だから言えますが、僕は営業を下等な職種と
捉えていました。

能力がないから、足を使って、媚を売って、
上司から怒鳴りつけられても反論できず、
夜な夜な愚痴をこぼし傷を舐め合う。

当時は20代半ばで世の中ナメきってましたから、
「自分はこいつらとは違う、もっとクリエイティブな能力がある」って。

要は、セルフイメージが高すぎて、
現実を認められなかったんですよね。

俗にいう現実逃避ってやつです。



でも、セルフイメージってほんと怖いものですよ。

人は意識しなければセルフイメージの世界で
生きてしまうものだなあーを最近もありありと
経験しましたから。

僕は「やりたいことをやって自分の人生を生きる」
と決意し会社を辞めたのですが、1年経ってみて
実感できたのは、

「やりたいことなんてない」

ってことでした。

「自分の好きなことをしてお金を稼いで人生を楽しむ」
ってのは僕にとっては虚像でしかなく、目の前にある現実は
無職の1年間だったわけです。

友達には「裕福なプー」って言われてましたが。。。



ただそんなプーを1年間過ごして気づけたこともあります。
それが

「やりたいことがないから、今やれることをやろう」

ということ。

今やれることというのは、過去の積み重ねの僕がやれることで
それは、営業をやっていた経験です。

あれほど嫌悪していた営業が、今の僕の武器であったわけです。



こう考えることで、「無駄なことはない」「今を生きる」
「明日はない、あるのは今だけ」といったことを、
フワフワした感じではなく、現実として受け入れることが
できるのかもしれません。

まっ要するに、自分は特別でもなんでもなく平々凡々の
一般大衆であるということに気づけた1年であったわけです。

そんな凡人は、15年ぶりくらいに「いまを生きる」を
再観しました。
https://www.youtube.com/watch?v=aQwVQzs9pHk



ここまでありがとうございました。

山本

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