カテゴリ:食

明治軒で職人の美しさを

こんにちは。
山本です。

今日は大阪心斎橋にある洋食屋『明治軒』のご紹介。

食い倒れの街というだけあって魅力的な店が多い大阪
ですが、僕が大阪に行った際必ず寄ってしまうのが
『明治軒』という老舗洋食屋です。

明治軒の創業は1925年、今年で88年目、面白いことに
今日は8月8日。

8並びの日に明治軒を紹介できることに喜びを感じている
わけですが(笑)、そんな僕は明治軒に行くといつも

「今日はビフカツにしようかな?

 いや、ハンバーグも捨てがたい。

 でも、カツカレーもそそるよなー」

と散々迷った挙げ句、結局は



・オムライス 串3本セット



をオーダーしちゃうんですよね。

明治軒(オムライス 串3本セット)



正直なことを言うと、僕はそんなに洋食屋に行ったことが
ありません。

というのも、「今日は外で食べようか」と親に言われ飛び
跳ねて喜んでいた幼き頃はファミレス全盛期(すかいらーく
グループが絶頂を迎えていた時期)であり、ハンバーグ等を
外で食べるのは洋食屋ではなくファミレスだったのです。

東京の下町とかに生まれていたら身近に洋食屋があったとは
思うのですが、僕が生まれ育った東京の多摩地区では身近に
洋食屋がなかった。

だから洋食屋に興味を抱いたのは、テレビドラマ『ランチの女王』
(しかも再放送)を観たときでしたから(笑)。

で、何の運命かそんなときに出会えたのが『明治軒』。



たぶん、大阪でオムライスと言えば『北極星』の方が有名かも
しれませんが、僕は断然『明治軒』派なのです。

なぜかと言うと、職人の調理姿が見れるから。

もちろん、「うわーこんなオムライス食べれるなんてほんと
幸せもんだわあ~」と思ってしまうくらい“味”も大好物
なのですが、オムライスを炒めているときの職人の美しさ
といったら、ついつい見とれてしまうのです。

明治軒



明治軒のオムライスは、牛肉や玉ねぎといった具は全てペースト状に
なっています。そのペースト状になった具を職人がフライパンの中で
ご飯と混ぜていくのですが、そのご飯があっという間にワイン色に
なるのです。

文章力がなく、この興奮をうまく伝えられないことに歯がゆさが
あるのですが、白→ワイン色に変わっていく様はほんと芸術作品を
見ているかのような感動があります。

まるで、フライパンの中で踊るように「白色」と「ワイン色」が
マリアージュ(結婚)していく・・・余計わからないですよね(笑)。

ですので、僕は明治軒に行ったらできるだけ1階のカウンターに
座るようにしております。
(いつも大体一人なので、自ずとカウンター席が多いですけどね)



・カウンターから見る職人の美しさ



明治軒に行ったら是非こちらも堪能して頂ければと思います。



因みに僕はいつも会計してくれる女性の大阪弁を聞いてやっと
「あっ今大阪にいるだ」を実感することが出来ます。

それくらい好きな洋食屋です。

明治軒

明治軒【食べログ】



それではまた。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

山本



※その他
記事内画像及びサムネイル画像は食べログから転載

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