学習効率を考えてみる。
こんにちは。
山本です。
何かを学習する際、人それぞれやり方は違います。
例えば、英単語を覚える場合。
人によっては、書いた方が覚えやすい人もいるでしょうし、
人によっては、音読した方が覚えるという人もいるでしょう。はたまた、
人によっては、センテンスで覚えた方が記憶に定着するという人もいる事でしょう。
人生を賭して何かを突き詰めたいというような目的の場合でしたら話は別ですが、ある目的の為に必要なツールの学習には、時間をできるだけかけたくないと誰しもが思うはずです。
仮に目的が「ハリーポッターを原文で読みたい」なのに、原文に出てくる単語を調べるだけで1ヶ月も2ヶ月もかかってしまったら、ほとんどの人は心折れるのではないでしょうか。例え何日かけてもよい、という場合でも、単語を調べている(覚える)内に「何で自分は毎日英単語を覚えなくちゃいけないんだ・・・?」と目標を見失い、結果やめてしまうが大半だと思います。
じゃ実際にどうすればよいのか?
そこで僕がお勧めしているのは、
短期集中決戦
です。根性論といわれようとなんだろうと、短い時間で詰め込むのです。そして、その詰め込み期間中はそのことだけに集中し、それ以外はやらない。ハリーポッターを原文で読みたい目的があったとしても、ハリーポッターはまだ読まない。ハリーポッター原文にでてくる単語が辞書を引かなくても理解できるレベルまで、単語をひたすら覚えるのです。
そうする事によって、ハリーポッターを読み始めてからの挫折率は圧倒的に低くなるはずです。だって辞書を引かなくても単語の意味は理解できるのですから。
結局、僕らは“効率”を気にするあまり、あれもこれも手を出してしまい、結果、途中で挫折、何も身についてない、ということになるのです。
だったら最初から開き直って、
「目標は○○だけど、今はやらない。今やるべきことは△△!」
と△△に集中することが大切で、それこそが学習効率を最大限に活かす方法だと思います。
有限の存在であるのが僕ら人間です。効率ばかりに気が取られると大切な何かを見落とすこともあるかもしれませんが、有限であるからこそ効率に目を向けて進めなくてはいけない状況もあります。要するにバランスが最も大切なのですが、目的達成の為に必要なツール学習には短期集中決戦が最善の効率学習法だと今の僕は考えます。
山本 和広