メリットを感じるコピーとは?

こんにちは、山本です。

すみません。

前回ご連絡していたコピーライティングに関する企画ですが、
「次回に」とお伝えしつつ今日はいつも通りのメルマガです。

と言うのも、、、

以前『現代広告の心理技術体系101』の
コピーに関する質問をさせて頂きましたが、

回答を頂いた方々とやり取りさせて頂く中でふと
「別にわざわざクローズドでやらなくてもいいかな、、、」
と思いまして。

アウトプットの重要さは手を変え品を変え
お伝えしているかとは思いますが、
「返信」自体がアウトプットですからね。

学研のおばちゃんを待つ気持ちであった人には
申し訳ありませんが、返信頂ければ必ず
お答えはしておりますので、お気軽にご連絡を頂ければと。

それでは前口上が長くなりましたが、
本日もよろしくお願いします。

1.言葉で映像をイメージさせる。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

川端康成の『雪国』の冒頭です。

たったの20文字、何の変哲もないただの一文ですが
頭の中にありありとその情景が描かれる。

言葉というものは不思議なものです。

「雨が降っている。」に“冷たい”と一語加わっただけで、
全く違った印象になるのだから。

「冷たい雨が降っている。」

ね?



コピーライティングの世界ではこんなことが言われています。

「具体的視覚的な言葉でイメージさせる。」

例えば、あなたは今猛烈にお腹が空いているとしましょう。

そんなあなたの目の前には2つのピッツァ店が。

どちらも似たようなただ住まいのお店。

「どっちでもいいけどどうしようかな・・・」

悩むあなたは何かしらの情報を求め店の看板に目をやります。

さぁ、あなたならどちらを選びますか?

「美味しいピッツァ 1200円」

「イタリアナポリの名店で修行し、
 世界ピッツァ選手権で優勝した店主が
 気温によって水分を調節している生地は
 モチモチの仕上がり。
 
 もちろんソースも一から手作り。
 厳選素材のジューシーなプラムトマトの
 甘酸っぱい香りがマルゲリータ好きにはたまりません。

 チーズもお任せ!
 最高級のバッファロー全乳から作った
 コシのあるモッツァレラチーズを
 ふんだんに使っています。

 石釜はイタリアのジェノバから直輸入。
 薪を燃やし、750度にまで上げた釜で、
 チーズがプツプツ泡立つまで焼き上げ、
 生地はパリパリでクリスプとはこういうこと!

 『世界一のピッツァ職人』が作るピッツァ 1200円」

少しやりすぎ感はありますが、
言葉でイメージさせるとはこういうことなのです。



コピーは読み手に行動を促すために書きます。

では読み手はどんな時に行動を起こすのでしょうか?

・・・自分の世界によい変化があると思えた時です。

言い方を変えれば「メリット」がある時。

同じ金額を払うピッツァなら
よりメリットがある方を選ぶのは
当然のことですから。

つまり「具体的で視覚的な言葉を使う」とは、
メリットを読み手へ正しく伝えることでもあるのです。

コピーを書く際には意識してみて下さい。

2.今日のまとめ

それでは今日は

  • 具体的視覚的な言葉でメリットを伝える。

をお伝えしました。

この辺のテクニック的なことは
こちらの本がうまくまとめてくれていますので、
ご興味ある方はどうぞ。

現代広告の心理技術101

ここまでありがとうございました。

山本

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