愚痴がない世界への行き方



「愚痴ってさ言いたくなくても
 ついつい口からでちゃうんだよね」



会社に対して、上司に対して、部下に対して、
家族に対して、友人に対して、政府に対して、
社会に対して、世界に対して・・・

つい愚痴ってしまう。

別に言葉に出さなかったとしても、心の中から
不平不満が止めどなく溢れ出てくる。

そんな状況にぽっかりとした空虚感を感じながらも、
「いつかはきっと」「どこかできっと」と転機を
期待するけど春は来ず。

じゃあ一念発起して自由に生きようと決意をするが、
自分が何をしたいのかわからない・・・

だからいつもと同じ愚痴の世界へ舞い戻る。

果たして、愚痴のない世界はあるのだろうか?



こんにちは、山本です。

あなたは「愚痴のない世界」はあると思いますか?

「お金さえあれば愚痴らない」

「才能さえあれば愚痴らない」

「チャンスさえあれば愚痴らない」

もしかしたらこんなことを思う人もいるかもしれませんね。

でもこんな「たら・れば」を語っていても仕方ありません。

現実問題として、正に「現実」がある訳ですから。

現実?・・・それ美味しいの?

とは言え「現実ってなに?」と問われたならば難しいもの。

例えば目の前にカップラーメンがあったとして、それを
旨い旨いと食べる人もいれば、こんな毒まみれのものは
食べれないと言う人もいる。

これは、どちらの人にとっても現実であるわけです。

つまり、「お金さえあれば」「才能さえあれば」
「チャンスさえあれば」と思うことも、
その人にとっては現実なのです。

そう考えると・・・

反対側が見えてきません?

すでに今の状態で、
「お金もある」「才能もある」「チャンスもある」
となりませんかね。

「そんなの詭弁だ!」

ここまで力強く否定をしないまでも、
「言ってることはわかるけどさ」って
言いたくなる気持ちもわかります。

現に僕もそうでしたから。

でも実際に「愚痴がない世界の住人」がいるのは事実で、
そんな理想世界があるのなら、僕らもその世界に行きたい。

じゃあどうすればいいのか?

木を見て愚痴りそうになったら、森を見る努力をする。

もっと簡単に言えば、

  • 今自分が属している社会(共同体)以外の人と交わる

ということ。

会社に行くのは憂鬱だけど、土日に友人と遊ぶのは
爽であったりする訳です。

まあこれはこれで単なる享楽となりうるものですので
適切な例だったかはわかりませんが、言いたいことは
そういうこと。

でも大概の人は「疲れているから」とか
「お金がかかるから」と行動を起こさない。

きっとこの手の人は、「変わりたい」とか
思っていても、深層では「変わりたくない」が
あると思うのでほっときますが、

もし少しでも愚痴をこぼしてしまう現実を
違う現実としたい、よりよくしたいと思うのなら、
森(他の共同体)を見ることを意識してみて下さい。

僕ができること

僕は今でこそ愚痴はなくなりましたが、
サラリーマン時代は気づくと愚痴ばっかり
頭に浮かんできた訳です。

そんな僕が今の自分をふと立ち止まって
「何が原因だろう?」と考えてみると、、、
やっぱり色んな人と会いまくった経験があった。

そりゃ意見が合わない人もいたし、
そもそも何を言っているのか(やっているのか)
理解できない人もいた。

でもそういう人達と交わることによって、
「あー目の前にあるこの木は腐っていたけど、
 ふと周りを見渡せば、森は空高く
 蒼蒼と茂っているではないか」
と気づける。

もちろん、会って(経験して)すぐに気づけるかはわかりません。

それは、その人次第だからね。

でもいつかは気づける。

その気づきの為に、「時間」って概念が
僕らにはあるのかもしれないと思う今日この頃。

僕はそういう交わりの場をあなたに提供したいと思うし、
そういった場を提供するべきだとも考えています。



このブログのカテゴリを見ておわかりの通り、
なかなかなカオスっぷりではありますが、
そんな混沌もある意味では、
あなたの興味の琴線に触れる機会が多いと言うこと。

近々であれば、9月28日(日)の午後、都内で
「アドラー心理学は僕らにとって有用か?」
というイベントを開催致します。

今流行の『嫌われる勇気』を土台に、参加者の皆さまと
テーマに沿ってディスカッションを行うイベントです。

何か答えがあるわけでもないし、
答えを求めるものでもないイベントですが、

愚痴のない世界への志向を体験できるものには
しますので、もしご興味があればご参加下さい。

イベントは終了しました。



それでは、ここまでありがとうございました。

また明日。

山本



追伸
時間、場所の制限で今回は参加できないという場合も、
今後も色んなイベントを企画していきますので、もし
興味があるという方はこちらからメルマガ登録下さい。

メルマガ読者さんへは必ずご連絡を差し上げますので。

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