朝の景色


「明けない夜はない」って前向きな意味でしか
捉えてないでしょ?



おはようございます。山本です。

ここ数日、ラジオ体操をする公園を変えています。

まるで流浪人のように。

駒沢公園とは違い、こじんまりとした小さな公園。

とは言え、朝の体操は変わらずに気持ちよいもの。

気づけば蝉の声ではなく、鈴虫が元気いっぱい泣いている中、
空を見上げると久しぶりの青空。

そんな青空の下には、大きなケヤキ。

苔が寄り添う立派な幹からは、幾本もの枝がまるで
両手を広げるように伸び、そして、枝の先には同じ緑が
一つとしてない葉が太陽の光を競い合うように揺れている。

揺れている葉の隙間から覗く青い色。

緑と青。

赤が揃えば三原色だが、緑と青だけでも言葉するのが
難しいくらいの幸福感を味わえます。

「早起きは三文の得」

日本人なら誰でも知っている諺の一つ。

一文銭が三枚で三文。

今の価値に換算するとどのくらいなんでしょうね?

30円くらいかな?

要するに「極僅か」ってことだよね、たぶん。

「朝型にすると頭がはかどり、仕事や勉強の効率が上がる」

と認識している人がほとんどだと思うけど、
実際のところどうなんでしょうね?

いや、別にこれを否定するわけじゃなくて、むしろ
その通りだとは思うけど、三文なんて言われると、
どうしても貨幣に引っ張られちゃう。

貨幣はもちろん大事だけど、朝の景色はそれ以上のことを
僕らに見せてくれる気がするよ。

生まれて此の方ずーっと夜型で今でも気を抜くと
夜更かししちゃうけれど、そんな日でもやっぱり
朝は理屈抜きに気持ちいい。

どんなに気分が沈んでいても、朝は勝手にやってくる。

僕らの都合なんておかまいなし。

おかまいなしだから、諦めもつく。

「明けない夜はない」なんてよく言ったもの。

ポジティブに見れば、ピンチはチャンス。

ネガティブに見れば、どうすることもできない。

その両方を受け入れられればまた違った世界が見えるかもね。

あなたが毎朝見る景色はどんなものですか?



ここまでありがとうございました。

また明日。

山本

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