『妖怪ウォッチ』のわかりやすさ



「♪ゲラゲラポー ゲラゲラポー
 ゲラゲラポッポ ゲラゲラポー♪」

この夏、何回この歌聞いただろう・・・



こんばんは、山本です。

昼間に外に出ると『妖怪ウォッチ』を歌う子供に
結構な確率で遭遇します。

たまたまか?と思っていましたが、
「『妖怪ウォッチ』の限定メダルに長蛇の列」
なんてニュースを見ると、そうでもない気がします。

流行ってやつですか?

「今だけでしょ?」と言う声もあるみたいですが、
仕掛人のインタビューや、クロスメディア戦略、
何より僕が出会う子供達の熱量を見ていると、、、
暫く続くような気もする。。。

ポケモンって20年くらい前ですよね?

これに続く気配もなきにしもあらずです。

わかりやすさ

で、『妖怪ウォッチ』でネットサーフィンをしていたら、
こんな考察をしている人がいました。

「まず、わかりやすい。

 妖怪の名前は単純明快、
 キャラクターの特徴を
 もじったものが多いし、

 歌はダンス付き、
 軽快で楽しいし、
 子供が好きなフレーズが
 ちりばめられている。

 あと、昭和の香りも
 感じられる。

 そんな雰囲気も
 わかりやすさに
 繋がってるのでは。」

なるほど、なるほど。

じゃあこのわかりやすさはどこから来るのか?

仕掛人であるレベルファイブ社長の日野氏は
インタビューでこんなことを語っていました。

「僕はドラえもんがすごく好きで、
 子どもの頃は自分の中の
 メインコンテンツだった。

 どうすれば僕が子どもの頃に
 ドラえもんを見た時のような雰囲気を、
 今の子供たちに伝えられるのか
 というだけのことだと思うんですよね。」

当たり前だけど、忘れがちな視点

ターゲットと同じ視点。

ついつい忘れがちになります。

で、忘れた自分を棚にあげ「なんでわからないだよ!」です。

相手の気持ちに近づくことで、初めて「わかりやすさ」を
表現するスタートラインに立てる気がします。

『妖怪ウォッチ』で言えば、「今の子供たち」と
目線を同じにすることにより、普通の「のび太」、
殴らない「ジャイアン」、嫌味じゃない「スネ夫」と、
キャラを現代風にアレンジするってのがあると思うし、

子供の悩みをピックアップして、例えば
「学校のトイレで『大』はできない」とか、
「お母さんが届け物にくると恥ずかしい」とか、
そんなエピソードを作中に盛り込むことによって、
共感を得ていると思うのです。



これってすごーく当たり前のことなんだけど、
意外と出来てないんだよね。

僕で言えば、この前のコミケの出来事だってそうだし、
このメルマガだってそう。

「相手の気持ちを考えなさい」なんて小さい頃に
母からよく言われたけれど、未だに全く出来ていない
自分を『妖怪ウォッチ』からも感じられた夏の夜。

あなたは『妖怪ウォッチ』をどう見ますか?



ここまでありがとうございました。

また明日。

山本



追伸
『ゲラゲラポーのうた』じゃないけど、この動画の再生数。
『妖怪ウォッチ』が今きていることがなんとなくわかります。



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