エアコンのある部屋に行きましょう。 



「二十世紀最大の発明は、エアコンではないか」(高城剛)



日中、エアコンなしでは過ごせないように
なってきました。

攻撃的な太陽の日差しと、コンクリートからの
反射熱という総攻撃。

つい、エアコンが効いた快適な空間へ
逃げ込んでしまいます。



19歳の時、初めて行ったシンガポール。

赤道直下は伊達じゃない。

猛烈な日差しと、じっとりとした湿気に、
うんざりしたのを覚えています。

ですので、足は自然と屋内に向かうのですが、
向かった先がどこもキンキンにエアコンが
効いていました。

エアコン設定、常に18度。

外とは対照的に、中は羽織るものがないと
過ごせません。



そんな緩急が異常に激しい国に疑問を感じて、
シンガポール在住の友人に質問したことが
あります。

「この国はバカなのか?」

そんな無礼極まりない質問に、友人が一言。

「エアコンは国策だから」



今じゃアジアのハブ空港を有し、その経済成長の著しさは
あなたもご存知だとは思いますが、

よく聞く「暑い国の人は働かない」という風説が
当てはまらない国なのか?と言うとそうではなく、

暑くて国民が働かないから、国策としてエアコンを
普及させたとのこと。

「とりあえず冷やせ」と。


快適性

僕らは勤勉な国民と言われていますが、もし仮に
今の季節にエアコンがなかったら、その勤勉度合いは
どうなるでしょうか?

多分、下がると思います。

「根性が足りないんだ。気合いだ!気合いだ!」

と言われようとも、やっぱり無理。

仕事に集中する時間は減ります(仕事に限らずですが)。

故に、僕らにとって「快適性」とは
とても重要なものなのです。


人間関係における快適性

人間関係の悩みは尽きないけれど、
快適性が保てないのなら距離をとるのも
必要じゃないかな。

もちろん仕事関係だとそうドライには
いかないかもしれない。

上司、同僚、部下、取引先、、、

色々と気を使わなくてはいけないことばかりでしょう。

でもさ、エアコンのない部屋に
ずーっといるのしんどいでしょ?

だったら何かを改善しないといけないわけです。


人間関係を「切る」ではなく、「保留」する。

これも一つの手です。

必要以上に自分から連絡をしない。

こんなことだけで、人間関係の快適性は
大分改善されると思います。

「え?友達がいなくなる?」

いなくなるならなるで、いいんじゃないですか。

その関係には、快適性がなかったのですから。



ここまでありがとうございました。

山本





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