ほっとけ俺の人生だ

沖縄滞在時はゲストハウス(ドミトリー)に泊まっていました。

泊まる先は毎日変えていたのですが、どのゲストハウスにも
必ずいるのが長期滞在者、いわゆるバックパッカーです。

僕は、夜に帰って、朝チェックアウトという日々でしたので、
彼らと深く交流することはなかったけれど、端から見れば
楽しそうに見えました。

ビールにタバコ、ギターに談笑、異文化交流に自己対話と
其れ其れな時間を過ごしている。

そんな彼らを見て、ふと自由について少し考えてみました。



「時間があって、お金があって、人間関係のしがらみもない」

僕は過去に2度ほどこの境遇を経験しました。

1回目は、大阪の仕事を辞め東京に戻ったとき。

2回目は、昨年サラリーマンを辞めたとき。

好きなときに寝て、好きなときに起きる、好きなものを食べ、
好きなところに行く。

見方によっちゃ自由ですよね。

僕もそんな生活こそが自由だと思っていました。

ただ、それは錯覚でした。

それは正に自由に「見えるだけ」。

当の本人はいつも不安、恐怖、焦燥、自己嫌悪の坩堝。

不思議なもんです。

サラリーマン時代の窮屈な生活が嫌で嫌で仕方なかったから
辞めたのに、そこには自由どころか、自由とは真逆の環境が
待っていたわけですから。



【イエナプラン教育】

僕は今年の初め「大人のイエナプラン教育」という
ワークショップを体験してきました。

なぜこのワークショップに申し込んだかというと・・・その前に、
まずはこちらをご覧下さい。

http://youtu.be/nCi2kTh0nww



・・・・・正直に言いますね。

僕はイエナプラン教育を羨ましいと思うと同時に、
どこか釈然としない気持ちがありました。

「時間割などを生徒に決めさせるってどうなんだろ?
 ちゃんと出来る子はいいけど、出来ない子も絶対いるよね・・・」

実際に体験することで、この疑問は解消されました。



・やるべきことを教えた上での自由



が前提としてあったからです。

動画でも尾木ママが言ってましたが、
「ルールがあるから、自己管理能力が育つ」が大事で、
ルールがなければそれは野蛮への道です。

授業が自習になったとたん教室がカオス化する学校に
仮に「自由に時間割を作りなさい」と指導したとしても
決してうまくはいかない。

だって、それは教育ではなくただの放任だから。



【自由の裏側にあるもの】

結局ね、自由ってルールがあってこそ成り立つものだと思うのです。

もちろん、そのルールは人によって、置かれている環境によって
違うとは思いますが、最終的には自己ルール(自己規律)が
正しくないところに自由は無い。

本当の意味での自由人は、正しい自己規律を守る人である。



毎日走ると決めたなら、走らなくちゃいけない。

その走り続けた先で見たものを自由と思うのか、
思わないのかはわからないけれど、そんなものは
そのとき判断すればいいと個人的には考えます。

ここまでありがとうございました。

山本



追伸
今日から福岡入りです。
美味しいものが僕を待っている(笑)。
とりあえずここはマストで行きたいと思います。
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40003973/



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