六本木での朝食(続・ローダーデールで朝食を)
こんにちは。
山本です。
最近生活リズムがちょっとおかしいです。
寝るのが18時くらい、起きるのが24時か25時。
それから朝食をとり、3時か4時くらいにランニングをして、そのまま公園で筋トレ。
空が明るくなってくる頃に家に帰り、シャワーを浴びて、洗濯等をしていると、6時くらいにお腹が空いてくるんですよね。
普通なら朝ご飯かもしれませんが、今の僕の生活リズムだとお昼ご飯(笑)。
で何を食べようかなーと考えるのですが、最近は自炊も飽きてきたのが正直なところ。
でも、朝7時からやっているお店なんて24時間営業のお店くらいなので、いつもシリアルとかパンとかで適当に済ませてしまうのですが、、、
「あっ!ローダーデールがあるじゃない!」
ということで、六本木けやき坂にあるローダーデールに朝食を食べに向かったのであります(僕にとっては昼食ですけどね)。
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月曜日の朝7時というのにテラス席には、外国人の家族連れ、女性3人組、ミニチュアピンシャーらしき小型犬を連れた女性と、いい感じで“非日常”的な空間が広がっておりました。
で、今回も素敵な接客に導かれテラス席に。
使い古されちょっと疲れたメニュー表を見ながら
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「何にしようかなー?」と悩んだあげく、オーダーしたのは
アサイー&バナナスムージー
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プレーンオムレツ(ソーセージ)
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ここで僕がちょっとだけ気になっていたのが、メニュー表にある『永遠のクロワッサン』。
オムレツに付いてくるバゲットをプラス150円で『永遠のクロワッサン』に変更できるのですが、「まっ最初は普通のバゲットを食べてみて」と思ってオーダーはしなかったのです。
ですが、ここで素敵なアップセルのお誘いが。
店員:「プラス150円でクロワッサンに変更できますけど?」
山本:「あーそれ気になってたんだよね。名前がいいよね。」
店員:「(笑)」
山本:「で、どんな感じなの?」
店員:「バターが多く入っていて、ふんわりとしてモチモチな食感ですよ」
山本:「へぇー、やっぱり通常のバケットよりいい?」
店員:「やっぱりオススメですし、私も大好きですから(笑)」
ということで、
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オーダーしちゃいました(笑)。
人がいいというか、自分がないというか、女性に弱いというか・・・
いやーでも店員さんに感謝ですね。確かに美味しかったですから。
店員さん曰く「永遠のクロワッサン目的でくるお客さんも多いですよー」とのこと。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、サイズも大きいので結構食べ応えあります。
クロワッサンはバター(脂質)が多いので、食べた後に気持ち悪くなることもあるのですが、この『永遠のクロワッサン』は大丈夫でしたね(2個は食べれないけど。笑)。
猛暑も和らいだ夏の朝、「せっかくなんだから優雅にもっとゆっくりと食べなさいよ」という内なる声には耳を塞ぎ、5分もせずに完食。
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ごちそうさまでした!と店を後にしたのであります。
それにしても、働くスタッフさんは辛いかもしれませんが、朝7時からオープンしているのは、ユーザー側としては嬉しい限りです。ありがとうございます!
(代官山の蔦屋書店の隣にある『IVY PLACE』も7時からオープンしているので、今度ご紹介しますね)
もし六本木界隈で朝食をという場合は、一度行ってみてはいかがでしょうか?
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ローダーデール
最後に余談ではありますが、今回のローダーデールでの朝食で一つ大きな学びがありました。
それは、
セールスされても嫌な気持ちにならないのはどんなときかを実感できた
ということです。
どういうことかと言いますと、僕はローダーデールに朝食を食べに行きオムレツをオーダーしたわけですが、その目的(ストーリー)と『永遠のクロワッサン』は親和性が高いわけです。
もっと噛み砕いて言いますと、、、
六本木でちょっと優雅な朝食を食べたいと思っている主人公にとって、『永遠のクロワッサン』は主人公の満足度を上げることができるアイテムなわけです。
笑顔が素敵な店員さんが「私も大好きなんです」と言った『永遠のクロワッサン』、『永遠のクロワッサン』目的で訪れるお客もいるという情報、何より『永遠のクロワッサン』という名前がかっこいい!(笑)
これだけで、主人公の満足度を十二分に上げてくれます。
もし仮に、『永遠のクロワッサン』をオーダーしなかったとしても、今回のセールスに対して主人公は決して嫌な気持ちにはならないのです。
なぜか?
それは先程の理由と同じです。『永遠のクロワッサン』が主人公の満足度を上げるアイテムだから。
『永遠のクロワッサン』は、主人公の満足度を上げるアイテムなのですが、主人公がそれをオーダーしないという決断をしただけ。
だからセールスされても嫌な気持ちにはならないのです。
好きなアーティストの新曲を今回は買わない、という感じに近いですかね。買わない決断をしたのは主人公ですし、この場合も新曲というセールスに対して嫌な気持ちはしないでしょ?
逆に、仮にですがローダーデールで店員さんから「私も大好きなんです。このトンカツ。朝食にすっごく合うんですよー」とオススメされても、それはそれでトンカツ好きの僕としては面白いとは思うのですが、多くの人には違和感があるわけです。
「朝食でトンカツって・・・」と。
その違和感は人によっては不快と感じるかもしれません。
あなたは不快と感じるものをわざわざ買いたいと思いませんよね?
結局はセールスってこんなことだと思うのです。
僕はサラリーマン時代に営業職を数年やりましたが、数字に追われるとこんな当たり前のことがわからなくなる。
オムレツを食べたい人に、無理矢理トンカツをセールスしてもそりゃ売れないのは当然です。
「それをなんとかするのが営業マンの仕事だ」と頭がカチコチの昭和30、40年代生まれの上司は言いますが、体育会系の営業が通じる時代は遠い昔なわけで、そんな上司に対して「じゃお前が売ってこいよ!」と陰口を叩き何も生み出さない非建設的な飲み会を繰り返す日々が流れ、蛙のぬるま湯じゃないですが、気づいた時には色んな意味で手遅れになってしまうのです。
自分がどんなときにお金を払っているのか?
を仔細に観察してみると、今の仕事に役立ちヒントが必ずあるはずなんですよね。
僕は今回ローダーデールで朝食をとり、『永遠のクロワッサン』のセールスを受けたことにより、
その人のストーリーにおいて、満足度を上げるものはセールスされても嫌な気分にはならない
を実感レベルで腑に落とせたわけですから。
こんな学びがあった続・ローダーデールで朝食を。近いうちにまた行こうと思います。
それでは、本日の内容は以上です。
ここまでありがとうございました!
山本
追伸
ローダーデールでヒルズ族的な人達と遭遇しました。男性一人と女性三人でしたが、僕はこの男性と5〜6年くらい前にお会いしたことがあります(たぶん)。
その当時は田舎から上京したてで可愛げがある感じでしたが、今はずいぶんと立派になられて・・・って感じでした。
(ちらほら聞こえてくる会話では、海外での不動産投資、国内での美容室拡大、来年にニューヨークに移住、といった感じでしたからね)
「大衆は人の成功を妬み、人の失敗を喜ぶ」をほんの少しだけ感じながら(苦笑)、非日常的な風景を日常とする朝食なのでした。
その彼の奥様は妊娠されていたようなので、元気なお子さんが生まれることを陰ながら祈っております。