展示会は終了致しました。
「あー明日も仕事か・・・」「毎日、家と会社の往復しかしていない」
「このままずーっと同じなのかな」
こんなことをつい考えてしまうなら、、、
(期間は6/23までです。僕が常々言っている「人が環境をつくるのではなく、環境が人をつくる」を是非実感して下さい。僕は普段こういった紹介を積極的にはしませんので、その意味も踏まえつつ足を運んで頂ければと思います。)
(わんちゃんのお出迎え。あなたがこの手紙を読み終える頃わんちゃんはどうなっているでしょうか?)
金曜日の夜はテンション上がっちゃうというあなたへ
こんにちは。山本です。
単刀直入に言います。
もしあなたが今の生活に不満を抱えているならば、それは新しい出会いをしていないからです。
今日ご紹介するGUY ANTIQUE GALARY主催の合同展示会を、あなたの現実を少し違った角度から見る「きっかけ」にしてみて下さい。
月曜の夜と金曜の夜では同じ平日でもテンションが違うように、日常を違う角度から見れるようになると考え方が変わってくるものです。
From:山本
もしかしたらあなたは「新しい出会い(例えば合コン)はいつもしてるけど不満はあるし」と思ったかもしれません。
もしくは「そりゃ日々ストレスはあるけど、それなりに毎日過ごしているから・・・」と考えられたかもしれません。
この手紙ではそれらの疑問に全て答えています。
長い手紙で読むのは疲れるかもしれませんが、、、
あなたにはなぜ新しい出会いが必要で、そしてなぜそれがあなたの現実を変える「きっかけ」になるのかを書きました。
もしあなたが日々の生活に不満や不安を少しでも抱えているなら、この手紙を読むだけでもそれらを解消する手助けになりますので、ゆっくりと読み進めて下さい。
ある平日の朝8時20分ごろ。
山手線内回り電車優先席で眠りにつく30代前半と思しきサラリーマン男性の寝顔を見て、僕は少し怖くなりました。
通勤ラッシュの山手線、乗車率216%とか意味不明な数字が物語るのは、人を「モノ」として扱う世界の現実。
駅員は「モノ」を電車に押し込み、人は密閉された電車の中で「モノ」に囲まれながらスマホの世界に没頭。
この世界では“あたりまえ”が麻痺します。
自分の目の前の席が空いたなら優先席であろうとおかまいなし。運良く座れた後は自分の前に妊婦が立っていようが、具合の悪そうな人が立っていようが関係なし。会社に着くまでのほんの数分間でも座って寝ていたい。
その気持ちわからなくもありません。僕もサラリーマンやってましたから。
優先席に座ることの善し悪しは置いといて、ここで考えたいことは、せっかく座れたのですから少しはハッピーだと思うはずじゃないですか?
それなのに
眉間に皺を寄せ、親知らずが痛むかのような苦しそうな寝顔、、、
きっと彼は座れた喜びより
「はぁ・・・今日も仕事やだな〜」
眠りにつく前、彼はこんなことを思っただけでしょう。
と芸人のネタを観て僕らは笑いますが、実生活ではそのあたりまえの“背後”に気づけないことが多々あります。
ラッシュ時に座れた喜びを感じられない。
これもそのひとつですね。その他には
などがあるでしょうか。
少しは思い当たるところあるのではないでしょうか?
僕らは、このようなあたりまえの背後に気づけない他に、
あたりまえの“行き着く先”に気づけないことがあります。
それを僕は
サラリーマンパラドックス(逆説)
と呼んでいます。
どういうことかと言いますと、
のに
結果に行き着いてしまうのです。
例えば、あなたはプライベートの友人と毎週会えてますか?
“プライベートを充実させたい”は、仕事抜き(ストレスなし)で楽しく過ごしたいというあなたの内なる声です。
そんな内なる声に従って、仕事抜きで楽しく過ごしたいのに・・・
仕事があるが故にプライベートの友人と会う時間がない現実。
これが何を意味しているかお分かりですか?
そう
人付き合いは、仕事抜きでは長続きしない
を意味しているのです。
モード画アーティスト山下純弘さんの言葉です。
山下さんの発言では「ビジネス」と限定されていますが、これを僕はもう少し広義に捉え3つの要素を含む概念で考えています。それは
です。この3つ全てを満たすことが“長続き”の条件です。
1つずつご説明します。
まず、“長続き”のベースにはやっぱり「1(楽しい)」があると思います。ただ「1(楽しい)」だけでは、同級生との関係です。疎遠になる同級生が多い事実がそれを物語っていますよね。
次に「2(新しい価値)」ですが、もしかしたらあなたは「1(楽しい)」と「2(新しい価値)」を満たせば、”長続き”するのでは?と考えたかもしれません。
確かに、「1(楽しい)」と「2(新しい価値)」だけでも“続き”はすると思うんですよね。ただ“長続き”はしないのです。
“長続き”には「3(適度な緊張感)」が必ず必要なのです。
なぜか?
それは適度な緊張感がないと、いつしかその関係は「あたりまえの関係」となってしまうからです。
僕がここで言う「あたりまえの関係」とは、先程の3つの要素で言えば、「1.一緒にいて、楽しい。」だけの関係です。
つまり同級生の関係と同じ、ということです。
これを、男女関係で例えてみましょう。
付き合う前、付き合い当初はお互いに適度な緊張があります。
少しでもかっこ良く見られたい男の子、少しでも可愛く見られたい女の子。
髪型から化粧、ファッション、デート場所、レストランと色々と頑張りますよね?
その結果「へーこんなところあるんだ」とお互いが、お互いの素敵な所を見つけるわけです。まさにこの関係には「1(楽しい)」「2(新しい価値)」「3(適度な緊張感)」全ての要素が含まれています。
そして月日は流れます。
月日が流れ、いつしか「3(適度な緊張感)」が無くなり「1(楽しい)」だけが残った関係を、人は夫婦と呼びます。
「結婚は我慢すること」
とドヤ顔で言う人を何人も見ると、この3つの要素は的を得てるといつも思います。
我慢は緊張とは違いますし、そもそも我慢から新しい価値は生まれませんからね。
もちろん、この3つの条件を満たした“長続き”と、1だけを満たした“長続き”が違うことは言うまでもありませんね。
僕らが目指すべきは
この3つを満たす人付き合いです。
適度な緊張感は気づくとすぐ消失してしまいます。
適度な緊張感から新しい価値が生まれ、それでいて楽しい間柄だったのに、気づいた時にはあたりまえの関係となっている。
「それが普通でしょ?
ずーっと緊張感がある関係なんて疲れそうだし」
とあなたは思われたかもしれませんが、きっとあなたはどこかでそういったあたりまえの関係を望んでいないのでしょう。
だって僕の手紙をここまで読んでくれているのだから。
僕の手紙をここまで読んでくれているということは・・・
適度な緊張感から、あなたの中で、新しい価値が生まれたことを意味します。
つまり、
僕のこの手紙はあなたにとって適度な緊張感となっていて、
その結果、
あなたが日々感じている不満、不安の原因の一つが「適度な緊張感の消失」であるという視点を手に入れることができたのですから。
でなきゃ誰が好き好んでこんな長い手紙を読みますか?
今の現状には満足していないけど積極的に今を変えるつもりがない人にとっては、僕の手紙は避けるべき「ゴミ」なのです。
先程お伝えしたとおり、あなたは僕の手紙(適度な緊張)によって、新しい視点(緊張の必要性)を手に入れることができたわけです。
ただ。
人は変化を恐れる生き物です。
それは人間が根源的に持つ「未知」への恐怖が変化を拒む原因なのですが、
「1年ってあっという間だよね」
とあなたも聞いたり言ったりしたことあるでしょう。そりゃ変化をしなければ1年なんてあっという間ですよ。
平日の14時。「あーあと4時間もあるよ、、、」と定時までの時間を長く感じたとしても、1年はあっという間。時間って不思議ですよね。昔も今もこれからも時を刻む間隔は変わらないはずなのに、感覚として早く感じてしまう。
ただ誤解して欲しくないことは、変化をしていても1年はあっという間ということです。
(※余談:変化をしている方がよりあっという間と感じると思います)
大人になると時間を短く感じる現象に関してはここでは掘り下げませんが、僕があなたにお伝えしたいのは、どっちにせよ1年なんてあっという間なんだから、
こうやってあなたと出会えたのも何かの縁です。
気心知れた同僚、友達、家族と日常の全てを過ごすことを否定はしませんが、それで日々の生活に不満があるのなら僕との出会いを変化の「きっかけ」に使っちゃってくださいよ。
「俺、人見知りだから」
「会社忙しいし」
「めんどくさい」
正直告白しますが、これは僕がいつも思うことです。
今まで偉そうに言っておきながらごめんなさい。
ただそんな僕でも今は日々変化を実感しています。それは、こんな人達と出会えているから。
こんな人達に出会ったらあなたの中に「新しい視点」がもたらされると思いませんか?
さて、今まで僕はあなたに、
をお伝えしてきましたが、言って終わりでは意味がありません。
それを体験、経験すること、つまり、実際にあなたの中で変化を感じて頂きたいと考えています。
その場としてGUY ANTIQUE GALARY 主催の合同展示会をご紹介します。
合同展示会というだけあって1回で4度美味しい、日々忙しいあなたにとってはラッキーな展示会です。
そんな合同展示会に出展している4人のアーティストをご紹介します。
山下 純弘
アートソムリエ
本宮 誠
フォトグラファー
ちよや あいみ
絵本作家
mally
Yves mally / アクセサリー作家
多分あなたは「一人も知らない」と思われたことでしょう。
でも、でも、でも、でも、そんなの関係ねぇー(古すぎますかね?笑)
そのアーティストを「知っている」「知らない」が重要なのではなく、
もうこの意味をあなたは理解できますよね?
日常出会うことのない人=適度な緊張が必要
ということですから。
では早速、展示会の詳細をお伝えします。
【期間】
2013年6月8日(土)〜 6月23日(日)
※月曜日定休
【時間】
11 : 00 〜 21 : 00
※最終日18時まで
【場所】
GUY ANTIQUE GALARY(ギィアンティックギャラリー)
〒175-0093
東京都板橋区赤塚新町1-22-9
Tel:03-3939-0808
URL:http://www.guyantique.com/
【期間中イベント】
「大人の読書会」
6月22日(土)16:00〜
※詳細はあと3スクロールくらいしたところに書きました。
【注意事項】
4人のアーティストが常にいるわけではないそうです。
お目当てのアーティストがいる場合は事前に電話にてご確認下さい。
4人とも素敵な人達なのできっとあなたの予定に合わせてくれますよ(と無責任に言ってみる。笑)。
【展示会詳細】
詳細は以下画像をクリックして下さい。
もしそんなことを考えてしまうなら、まずはこちらの写真を見て下さい。
銀座にあるような「我々は芸術作品を取り扱っている格式高いギャラリーであり、来られるお客様へはめくるめく色彩と光り輝く世界の云々・・・」みたいな感じではないでしょ?
いくらGUY ANTIQUE GALARYがゆるーい感じのギャラリーとは言え、「ギャラリー」って聞くとどうしても抵抗を感じてしまうこともあるでしょう。
「何か売りつけられるかも」なんて心配をしてしまうこともあるでしょう。
ご安心下さい。
アーティストは販売員じゃありませんから。
ギャラリーにはアーティストの作品が並んでいるだけです。
本屋に行く感覚でふらーっと立ち寄ってみて下さい。
(こんなことを言うと4人のアーティストに叱られちゃうかもしれませんが・・・)
「なんか面白そうな本あるかな?」と本屋に入って、なければそのまま帰る、あればちょっと見てみる。
これでいいのです。だってこのギャラリーにはあなたの日常にはない世界観が広がってますから、それを体験するだけでいいのです。その体験があなただけの貴重な経験の一つになりますから。
そういえば言ってませんでしたが、この展示会はもちろん無料です。
電車賃はかかりますが入場料などはありません。時間も21時までやっていますので(※6/23は18時まで。月曜定休)、定時退社日や早く帰れそうな日に寄れるはずです。
週末に家族や恋人、友人と行ってもいいでしょう。
もし地方に住んでいるなら、東京観光ついでに行ってみて下さい。
普通は、スカイツリーに東京タワー、六本木に浅草、原宿、歌舞伎座などに行くのかもしれませんが、そこにGUY ANTIQUE GALARYも追加してみる。
GUY ANTIQUE GALARYは池袋から東武東上線で「下赤塚駅」、もしくは、池袋から東京メトロ有楽町線の「営団赤塚」からすぐですので、サンシャイン水族館やナンジャタウンの帰りがてらにどうぞ。
はあなただけではなく、一緒に行かれる人にも新鮮な世界として映るはずです。
展示会DMに書かれていることをそのまま引用しますが、
「大人の読書会」
(6月22日(土)16:00〜)
山下氏を含む会員からなる、梅雨の夕べのトークショー。
5回目にして、初の一般公開となる今回のテーマは山下氏のモード画。
氏によって作品に込められた「艶」が論者によって、淡く強いなまめかしさを纏い表現されていく。
また会員の一人でもある舞踏家・かつら氏による一夜限りの「舞」もご高覧いただきたい。
なんかわけわかんないですよね?(笑)
既に5回目とのことですが、読書会なのに舞踏家の「舞」まである。
好きです。こういうカオスな感じ。
会社の会議にありがちな水掛け論的な様相とは180度違う、新しいものを生み出すことが使命であるアーティスト達の議論は見ているだけで僕ら凡人に新しい視点をもたらします。
そんな場が一般公開される。楽しみで仕方ありません。
「子は鎹(かすがい)」って言い得て妙だなぁっていつも思います。
それは何も夫婦関係だけに留まらず、人間関係全般にも言えると思うからです。
人と人との信頼関係が成り立つところには、この感覚が絶対にある。
この感覚が絶対にあるので・・・
僕があなたと4人のアーティストとの子供になりましょう!
まっそれは冗談として、どうしても緊張してしまう、初対面が苦手という場合、やっぱり知っている人のワンクッションあるだけで心持ちがちょっと違いますからね。
一緒に来てよ、という場合は、こちらからご連絡頂ければと思います。
↓
(山本問い合わせ)
4人のアーティストもだけど、山本にも興味があるという希有な人でも構いませんよ。
遠慮せずご連絡下さい。
さてさて。
何だ彼だこの手紙も長くなりました。
僕があなたにお伝えしたことは、
です。
この手紙を読んで少しでも興味が湧いたなら、その直観に従ってみてはいかがでしょうか。
直観にはあなたが今まで経験した全てが含まれているのですから。
「直観のひらめきでした、30年かかってひらめいたのです。」
(チャールズ・イームズ)
あなたは1971年にスタンフォード大で行われた「スタンフォード監獄実験」をご存知でしょうか。
新聞広告で集めた学生を「看守役」と「受刑者役」とに分け、実際の刑務所に近い施設で
各々の役割を演じさせた実験です。
結果から言うと、看守役はより看守らしく、受刑者役はより受刑者らしい行動をとることが証明されました。
因みにですが、この実験は2週間の予定でしたが6日間で中止されました。それは看守役が禁止されていた暴力を開始したことや、受刑者役の願望が実際の監獄に入れられた囚人の初期症状と全く同じであったことなどが中止の理由です。
この実験から僕らが学ばなくてはいけないことは、
人は環境により善くも悪くもなる
ということです。
囚人とまでは言いませんが、、、
もしあなたが今の生活に少しでも不満、不安があるなら、環境を変化させる視点を持ってみて下さい。
別に劇的に変える必要はありません。
ちょっとずつで構わないのです。
いつもなら行かないような場所、いつもなら話さないような人と交わることが、あなたの変化の「きっかけ」になると僕は強く信じています。
だってそれは僕が実際に「今」もやっていることだから。
「環境が人をつくる」この視点を忘れずに。
それでは、あなたに変化が訪れることを信じて。
(長い手紙だったのでわんちゃんは寝てしまいました。寝ないでここまで読んで頂いたあなたに感謝です。ありがとうございました!)
※本ページで使用している写真は全て、4人のアーティストの1人である本宮誠さんからご提供頂いたものです。誠さんご提供ありがとうございました。