変化は恐れるものではない

サラリーマンを辞める時、誰しもが

「次はどうするの?」

と聞いた。次がないのに辞める、彼らには理解できない行動だったのかもしれない。

もちろん、次なんてわからないので答えられるはずがない。

でも「今」いるべき場所はここじゃないと感じ考えた上での決断に不思議と迷いはなかった。

迷いはなかったのだが、、、恐れはあった。

何に対して恐れていたのか今でもよくわからないが、行動を抑止するほどの恐れがあった。

そんな時、ある人の言葉が光となった。



「変化は恐れるものではない」



既に多くの変化を経験している人の言葉には深い説得力がある。そしてこういった人の言葉は人に何かしらのきっかけをもたらす。

この言葉は恐れとの向き合い方を変えてくれるきっかけとなった。

恐れは誰にでもある。

恐れがあることは悪いことでも劣っていることでもない。

なのに人は恐れを隠し見栄を張りそれ自体に気づかない振りをし変化を拒否する。

また人は変化の最中だとしても次の恐れに屈服し変化を止めてしまうこともある。



恐れは常に人生に付き纏うものなのではないか?



恐れがあるからは人はそれに対処する為、あれこれ思索するのではないだろうか。

恐れがない人生を人は望むが、もしかしたらそれは空虚な人生と同義なのではないだろうか。

セルバンテスの言う「宿屋より道中の方がよい」を表面的にではなく真に腑に落とすには恐れと上手につき合っていく必要があるのではないだろうか。

恐れという感情が何かしら別の感情に変わる日がくるのかもしれない。

そんな日があるのかくるのかはわからないが、それまでは恐れと上手につき合っていく方がよい。



恐れは変化の兆し



補助輪なしの自転車に挑んだ経験を思い出して欲しい。

初めて水の中で目を開けた経験を思い出して欲しい。

初海外の経験を思い出して欲しい。

人が恐れを抱いた時、それは変化のための一歩目なのかもしれない。

恐れることは何もない。

その一歩を踏み出した時、また「次の」恐れがやってくるだけなのだから。


2013年5月18日
山本 和広

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