反社会的レッテル

こんにちは。
山本です。

今日偶然高校時代の友人に遭遇しました。お互いに多少の時間があるという事でお茶をすることに。約2年ぶりということで、まーよくある互いの近況報告などがメインでしたが、仕事に関する話になった時、友人がこんな事を言い出しました。

「いやー半年前に中途で入ってきたおっさんがさぁ~、1ヶ月の内1~2週間は会社来ないんだよね。具合が悪いとか言ってさ」

「それで会社はOKなの?」

「OKじゃないでしょ!でもクビにもできないらしく・・・」

で僕の友人は、その会社に来ない人の尻拭いで翻弄しているとのこと。

この話を聞いて、今日考えたいのは、この会社に来ない人はなぜ会社に来ないのか?ということではなく、会社をどう思っているのか?という事に関してです。

時間もなくあまり詳しくは聞けませんでしたが、この人1~2週間連続で休んだあとは、平然と出社してくるそうです。もちろん、こんな勤務態度の人ですから周りからの風当たりは強いとは思います。そんな空気もお構いなしに「何か問題でも?」という態度とのこと。それを聞く限りでは空気を気にしない人だと推測できます。もっと言えば、

自分の人生なんだから他人なんてどうでもいい

こんな考えが根底にあるのかもしれません。もちろんこういった考えを持つこと自体否定はしませんが、ただもしこの考えを貫くなら、その考えが貫き通せる環境に身を置く事がこの人の責務であることは事実です。

会社というルールがある社会に身を置いて、一定以上の報酬(給与)をもらっているなら尚更です。

数日前に好き勝手やる事の大切さを説いた記事を書きましたが、「好き勝手やる」が「社会に迷惑をかける」に繋がるのであればそれは善なる行為とはいえません。

昔、知り合いの社長に起業理由を聞いたことがあります。

「いやー自分が社会(会社)に属したら、きっと周りが迷惑すると思うんだよね。協調性ないし、時間の概念もないし。だから自分のやりたいことを自由にできる場を自分で創った方がいいと思ってさ。でもそれが独りよがりにならないように気をつけてるけどね」

この社長さんは今でも1人でビジネスを展開していて、そりゃ1人でやっているわけですから、売上規模からみたら零細企業といわれても仕方ない規模だとは思いますが、ビジネス自体は順調に回っているように見えます。

そして彼自身いつも自信に満ち溢れ楽しそうですし、彼の顧客も喜んで彼が展開しているサービスにお金を払っているように感じます。

結局はこういう事なんです。

自分よし、世間わるし

ではその人の人生がうまくいくわけがないのです。先ほどの人の会社を休む理由が、もし心労的なものだとしたら、それこそ改善するとは思いません。自ら自分の立場を悪くしているわけですから。

「こっちだって休みたくて休んでるんじゃないんだよ!」
「しょうがないじゃないか!具合がわるいんだから!」

などと逆切れする人と議論はできませんが、自分の人生、責任を持った行動を取る事が僕らに課せられた責務であると考えます。

山本 和広

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