カテゴリ:靴

同じ靴を2足買うことの本当の意味

こんにちは。
山本です。

今日は渋谷で靴を買ってきました。オーダーメイドとは言わないまでも、長年かけて様々な靴を買い、そして失敗したその後に行き着いた靴メーカーですので、買ったその日から違和感なく履けるのがいい。ここ数年お気に入りです。

ところで靴に関して、

  • 大切にしたい靴は2足買うべきである。

このような事を、あなたも1度や2度は聞いたことあるのではないでしょうか。

実際にこんな靴の買い方をする人、あなたの身近にいませんか?

靴を2足買うという行為は、以前の僕には理解できないことでした。というのは、どちらかというと僕は、

「大切にしたい靴(=お気に入り)は1足を丁寧に大事に履きつぶした方が、靴の為である」

的な考えを持っていたからです。まっ裏を返せば貧乏根性が少なからずあったのかもしれませんが、どちらにせよ同じ靴を2足買うという意識はなかったのです。

でも今ではこの考えに共感している僕がいます。

それは何も経済的に2足買う余裕ができたからという事ではなく、靴そのものに対する意識が変わったこともありますし、同じ靴を2足買うという行為は、実はその人の内面を写している行動だという考えに至ったからです。

というのも、

僕はここ最近、以前にもまして他者の外見を重要視してしまう傾向があります。

その人が身につけている衣類はもちろん、靴から装飾品、小物までも意識して見てしまいます。

人間は中身だよ。

なんていう人を僕は信用しません。だって「中身」とだけ言われても「中身ってなに?」「何を見て中身と判断すればいいの?」と、さっぱりわからないからです。

メラビアンの法則じゃないですけど、僕らは視覚で捉えた情報をもとに何かしらを判断するわけで、それがやっぱり現実的な判断だと思うのです。
(哲学的な“判断力”という小難しい話は今回おいといて・・・)

そして、僕が内面に魅力を感じる人は総じて外見にも気を配っている人、という現実があるのも、今僕がこう考えるに至った根拠でもあります。

靴に関していえば、ヨーロッパのどこかだったと思いますが、

「素敵な靴は、あなたを素敵な場所へ連れて行ってくれる」

的な諺があるように、靴(=外見)が素敵な人は、内面に関しても何かしらの魅力を持っている人。そういう人は他からも信頼され、自立しながらも助け合うようなコミュニティ(=素敵な場所)を自然と形成する事ができることから、このような諺があるのだと僕は思います。

どんなに外見が美しくても、その外見を包む衣類、靴がどうしょうもなかったら、「どうしょうもない人」とみられても仕方がないのです。

同じ靴を2足買う。一見意味ないことのように思われるかもしれませんが、これはその行動の真意を読み汲むことの出来る人のみが共感できる行動なのでしょうね。

僕はこういう話の時、毎回言っていますが、何も高級品を買えって言ってるわけではありません。経済的に無理してまで同じ靴を2足買う必要はないと思いますし、1足しか買わなくてもその1足を大事にケアしながら履くことも重要ですからね。

要は、「外見はあなたの中身を映し出す鏡」、という事を僕はあなたにお伝えしたいわけです。

人は案外そういうところ無意識的にみてますよ。
(僕は意識的にみていますが・笑)

山本 和広

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