利己主義からの脱却
こんにちは。
山本です。
花粉症が年々ひどくなっています・・・。
今年は花粉の量が少ない、などとニュースでは報道されていますが、花粉症の人達にとっては、「量」ではなく「存在」が重要です。
花粉の量が少なかろうが、多かろうが、花粉があれば辛いのです。
あー最大の財産である脳みそが・・・働かなくなるこの不快感。
毎年早めに手立てを講じればよいのですが、そこが私の怠惰なところなんでしょう。
発症してからあたふたしてます(苦笑)。
まーそんな僕のことはほっといて、今日の日常考察は「利己主義」について考えてみましょー。
そこで突然なんですが、あなたは自分自身を利己主義者と考えたことありますか?
利己主義って日常生活ではあまりなじみのない表現かもしれません。
辞書などを引いてもらえば、
「利己主義=常に自分の利益のみに重点を置く考え方」
こんな表現で説明されていると思います。
よーは、自己中。
まー大半の人間は誰しも究極的には自分が可愛いわけですから、結論から言えば皆自己中なのかもしれません。
ただ、自己中を僕がここであえて「利己主義」と表現したのには意味があります。
なぜなら、僕がここで定義したい利己主義は、
「自分以外の他から、自分の利益になる事象を得る考え方」
と言い換えられるからです。
すごーく乱暴に言います。
「他人から何かを奪って、それを自分の利益にする」
ということです。
ふと、我々の生活を見渡すと、我々現代人は常に何かを“得て”生活しているといっても過言ではありません。
・TV
・インターネット
・ラジオ
・雑誌
・広告
・口コミ
「得る」という行為に何の疑問も持たない生活、とも言い換えられます。
その「得る」という行為に見境がなくなっている人、あなたの周りで見かけませんかね?
得ることが自分の当然の権利と考えている人。
こういった考えに毒されている人を、僕は利己主義者と定義します。
もし、あなたが企業に雇われて働いている方だったとしたら、こういう利己主義者だらけの中で働いてるといっても過言ではないかもしれません。
もちろん、労働者の権利が法律で守られていますので、そこに兎や角は言いませんが、、、言いたくはないのですが、、、権利主張を言い続ける前に、もっと自分自身の根本を見直したほうが有益ではないのか、と僕なんかは考えてしまいます。
まっそれは違う議論になるので今回は置いておいて、もしそのような環境にあなたがいるのでしたら、そこから距離をとることをお勧めします。
なぜなら、類は友を呼ぶ、とはよく言ったもので、利己主義者には利己主義者が寄ってきます。
顔は笑顔でも深層心理では、他から何かを奪おうとしている集団です。
(自己意識があろうがなかろうが利己主義者はそういう人達です)
考えただけでも居心地が悪い(苦笑)。
やっぱり環境ってすごく大切だと思うんです。
環境が変われば人変わる。
って僕なんかは本気で思います。
じゃもし利己主義者だらけの環境にあなたがいたとして、どうしたらいいのか?利己主義者からどうやって距離をとるのか?というのが今日あなた話したい本題です。
結論から言ってしまえば、至極簡単です。
「利己主義の考え方をやめればいいのです」
利己主義って他から何かを奪おうと考えている、って先ほどお伝えしましたよね。だったらその逆に自分で何かを生み出すような考え方になればいいだけです。
「生み出す」って、難しいと思いましたか?
考え方によっては非常に難しいかもしれません。
ただ、何も100万人を感動させるような詩を生み出さなくてはいけない、ということではありません。
僕がここで言いたいのは、得た情報をあなたなりに生かす生き方をすれば、それこそが利己主義からの脱却です、ということです。
得た情報をあなたなりに考察し、結論を導き出す。
全く同じ人間はこの世にはいません。
同じ遺伝子情報を持つ一覧性双生児だって、別々の人生を歩むのですから、そこには個人のユニーク性が必ずあるのです。
あなたが導き出した答え。
これってあなた独自の最たるものではないでしょうか。
得る情報は誰でも同じ。
人間は怠惰な生き物です。
何も考えずに、周りと同じにして、同じ行動をとるということは、非常に楽で簡単かもしれません。
ただ、もしあなたがそういった行動自体に疑問を抱いているのなら、何かを生み出す努力はきっとあなたの為になることです。
最初は苦労するかもしれません。
しかし、途中で流されずに自分自身という「個」を生み出すことによって、利己主義者とは真逆にいるような人達と出会うことが出来ます。
その出会いがあなたの成長を加速度的に成長させるのは確実です。
他を非難しても何も変わりません。
むしろ利己主義という穴にあなたがはまっていきます。
もし、あなたが利己主義的な考えに陥ってしまったのなら、少し立ち止まってゆっくり休み、自己を俯瞰してみるのも人生に於いては必要な事だと僕は思います。
それではここまで読んでくださってありがとうございました!
山本 和広
○日常考察
・利己主義的な考えに偏っている人は、何も与えられない。
・得た情報を咀嚼し、あなた自身の知として新たに生み出すことが大切。